きょうだい児の回想録

小さい頃のいろいろな思い出、忘れないうちに

きょうだい児 8歳 その3

 まだ130センチにも満たない8歳の女の子を、朝から、(学校はありましたが)下手すると夜寝るまで一人にしなければならない親の気持ちは如何ばかりかと、・・・

と大人の私は思いますが・・・

 

 父は仕事が忙しく(まあ病院代かかる)母は姉につきっきりで、そんなこと考える余裕もなかったのか、もう私はいらない子なので、どうなろうとご勝手に、と思っていたのか?

 大人の言葉で書いていますが、その時の私が漠然と考えていたことです。

 入院していない時でも、特に父は、姉がかわいくてしょうがなく、なんでも姉が一番でしたから  ※1。

 でも、だからといって、両親をきらいではなくむしろ好きでした。

 

 この状況は一年近く続きます。アクシデント時は除きますが。

 

※1 私が小学1年生になる時、学習机を買ってもらったのですが、おねえちゃんが

   1年生になる時、だれかのお古の学習机をもらったそうです。なので私の新しい

   机はおねえちゃんのになり、わたしはお古の机になりましたw

   母はさすがにかわいそうに思ったのでしょうか?新しい机のうえに置く棚を

   買ってきてくれました。大きな棚を持って歩いて帰ってきた母の姿、今でも

   はっきり覚えています。